ア 防水工法の種類は用途に応じて様々であるが、大きくはメンブレン防水とシーリング防水とに区分できる。
イ メンブレン防水とは、屋根・屋上・バルコニー等に薄い皮膜を形成して防水する工法の総称である。
ウ シーリング防水とは、コンクリートの打ち継ぎ部・目地部・接合部等に専用材料を充填する防水工法の総称である。
エ アスファルト防水の工法には、アスファルトを加熱融解して下地に張り付け、3、4層の防水層を形成するものと、合成高分子系ルーフィングシートを用いて防水効果を高め、1、2層の防水層を形成するものがある。
- 1つ
- 2つ
- 3つ
- 4つ
防水工法は用途に応じてさまざまな種類がありますが、大きく「メンブレン防水」と「シーリング防水」に分類されます。
【メンブレン防水】
メンブレン(膜)防水は、屋根・屋上・バルコニーなどの広い平面に防水層を形成し、雨水の浸入を防ぐ工法です。防水層の素材には、アスファルト・シート・塗膜などが用いられ、施工方法によって以下のような種類に分かれます。
- アスファルト防水(熱工法・トーチ工法・常温工法)
- シート防水(ゴムシート・塩ビシート)
- 塗膜防水(ウレタン・FRPなど)
【シーリング防水】
シーリング防水は、外壁の目地・窓枠・サッシ周りの隙間にシーリング材(コーキング材)を充填し、雨水の浸入を防ぐ工法です。建物の揺れや温度変化による伸縮に追従できる柔軟性が求められます。
※ 主なシーリング材:シリコン系・ウレタン系・変成シリコン系など
メンブレン防水は広い面を覆う防水工法、シーリング防水は隙間を埋める防水工法であり、それぞれの特性に応じて使い分けられます。
メンブレン防水は、屋根・屋上・バルコニーなどの広い平面部分に薄い防水膜(メンブレン)を形成する防水工法の総称です。「メンブレン(membrane)」は「膜」を意味し、建物の防水性能を向上させる役割を担います。
よって、本肢は適切です。
【メンブレン防水の主な種類】
1.シート防水工法
- ゴムシートや塩ビシートなどの防水シートを貼り付ける工法。
- 工場で製造された防水シートを使用するため、品質が安定している。
- 代表的なものにゴムシート防水・塩ビシート防水などがある。
2.塗膜防水工法
- 液状の防水材を塗布して硬化させ、防水膜を形成する工法。
- 継ぎ目のない一体化した防水層を作ることができる。
- 代表的なものにウレタン塗膜防水・FRP防水などがある。
3.複合防水工法
- シート防水と塗膜防水を組み合わせて施工する工法。
- それぞれの長所を活かし、耐久性や施工性を向上させることができる。
メンブレン防水は「膜を形成して防水する工法」の総称であり、主にシート防水・塗膜防水・複合防水などの種類があります。施工場所の条件や耐久性の要求に応じて、適切な工法が選ばれます。
シーリング防水は、コンクリートの打ち継ぎ部・目地部・接合部などに専用のシーリング材を充填し、雨水の侵入を防ぐ防水工法の総称です。建物の隙間を埋めることで防水性・気密性を確保し、外部環境からの影響を軽減します。よって、本肢は適切です。
【シーリング防水の主な用途】
- 外壁と窓枠・サッシ周りの目地(雨水の侵入防止
- プレキャストコンクリート(PC)相互間の目地(接合部の気密保持)
- タイルやパネルの接合部(建物の揺れに対応)
- 設備・配管の貫通部(水密・気密の確保)
アスファルト防水は、メンブレン防水の一種であり、加熱して溶かしたアスファルトを接着剤として使用し、防水シートを複数層重ねることで防水層を形成する工法です。高い耐久性と防水性能を持ち、主に屋上や屋根などの広い平面に適用されます。
そして、アスファルト防水には、施工方法や材料の違いにより「①伝統的な多層工法」と「②近年の省層工法」があります。
①伝統的なアスファルト防水(3~4層)
特徴:アスファルトを含浸・コーティングしたルーフィングシート(フェルト)を3~4層重ね、強固な防水層を形成する。
施工方法:
- アスファルトを加熱して溶融し、接着剤として使用。
- ルーフィングシートを貼り付けながら層を重ねる。
- 仕上げに保護層(砂・押えコンクリートなど)を施工することが多い。
メリット:耐久性が高く、長期的な防水効果を発揮する。
デメリット:施工時に高温作業が必要で、工期が長くなる。
②近年の省層アスファルト防水(1~2層)
特徴:合成ゴムや合成樹脂を主原料とする合成高分子系ルーフィングシートを用い、1~2層で防水層を形成する。
施工方法:
- 施工の簡略化のため、改質アスファルト(合成ゴムやプラスチックを添加したもの)を使用。
- ルーフィングシートの性能向上により、少ない層数でも高い防水性を実現。
メリット:施工が容易で工期が短縮でき、軽量化により建物への負担が軽減される。
デメリット:従来工法に比べると耐久性が若干劣る場合がある。
つまり、アスファルト防水には、3~4層の従来工法と1~2層の省層工法があり、本肢は適切です。
令和6年・2024年の賃貸不動産経営管理士過去問
- 問1
- 賃貸住宅管理業法
- 問2
- 賃貸住宅管理業法
- 問3
- 賃貸住宅管理業法
- 問4
- 建物賃貸借契約
- 問5
- 委任契約
- 問6
- 防犯に配慮した共同住宅に係る設計指針
- 問7
- 賃貸住宅管理業法
- 問8
- 賃貸住宅管理業法
- 問9
- 原状回復ガイドライン
- 問10
- 原状回復ガイドライン
- 問11
- 少額訴訟
- 問12
- 建物調査
- 問13
- 建築基準法
- 問14
- 建築基準法
- 問15
- 建物設備
- 問16
- 建物設備
- 問17
- 建物設備
- 問18
- 賃貸借
- 問19
- 賃貸住宅管理業法
- 問20
- 賃貸借
- 問21
- 賃貸借
- 問22
- 賃貸借
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- 賃貸借
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- 保証契約
- 問25
- 賃貸借
- 問26
- 賃貸住宅管理業法
- 問27
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- 問28
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- 問29
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- 問30
- 賃貸住宅管理業法
- 問31
- 賃貸住宅管理業法
- 問32
- 特定転貸事業者
- 問33
- 特定転貸事業者
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- 問41
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- 賃貸不動産経営管理士
- 問43
- 借主の募集
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- 問45
- 証券化事業
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