- ガス設備によって供給されるガスは、比重・熱量・燃焼速度の違いにより、都市ガスとLPガスに分類される。
- LPガスの主成分・原料は、メタンを主とする天然ガス、海外から輸入する液化天然ガスが大半を占める。
- ガス管の配管材料として、近年、屋外埋設管にはポリエチレン管・ポリエチレン被覆鋼管が、屋内配管には塩化ビニル被覆鋼管が多く使われている。
- ガスメーター(マイコンメーター)は、ガスの使用量を計量する機能だけでなく、ガスの異常放出や地震等の異常を検知して、自動的にガスの供給を遮断する保安機能がある。
ガス設備によって供給されるガスは、比重・熱量・燃焼速度といった物理的特性の違いにより、都市ガスとLPガス(プロパンガス)の2種類に分類されます。
都市ガスは、 主にメタンを主成分とし、 空気より軽い性質を持っています。供給方法は、地下に埋設された導管(ガス管)を通じて供給されるため、導管が整備されている地域でのみ使用できます。
LPガス(液化石油ガス)は、 プロパンやブタンを主成分とし、空気より重い性質を持っています。供給方法は、ボンベ(容器)に充填された状態で配送されるため、都市ガスのような導管設備がない地域でも使用可能です。
このように、都市ガスは導管供給、LPガスはボンベ供給という供給方法の違いも大きな特徴となります。
LPガス(液化石油ガス:LPG)の主成分は、 プロパンやブタンであり、その原料も石油や天然ガスから分離・精製されたものです。そのため、LPガスの主成分がメタンであるという記述は誤りです。
一方で、都市ガスの主成分はメタンであり、主に天然ガスや液化天然ガス(LNG)を原料としています。都市ガスは、地下の導管を通じて供給されるため、導管の整備が必要ですが、LPガスはボンベ供給のため、地域に関係なく使用可能です。
したがって、「LPガスの主成分がメタンであり、液化天然ガスが大半を占める」という記述は誤りとなります。
近年のガス管の配管材料は、耐食性・耐久性の向上を目的として改良されています。
■ 屋外埋設管には、 ポリエチレン管やポリエチレン被覆鋼管が多く使用されます。これらは、耐食性・耐衝撃性に優れているため、地中に埋設しても長期間安全に使用できます。
■ 屋内配管には、 塩化ビニル被覆鋼管が多く使用されます。これは、鋼管の表面を塩化ビニルで被覆することで、腐食を防ぐとともに施工性を向上させる効果があります。
以前は、屋外埋設管として鋳鉄管、屋内配管として配管用炭素鋼鋼管(白ガス管など)が主に使用されていましたが、これらは腐食しやすいという欠点がありました。そのため、現在ではより耐久性に優れた材料が採用されています。
このように、記述の内容は適切であり、近年のガス配管の主流を正しく示しています。
ガスメーター(マイコンメーター)は、単にガスの使用量を計測するだけでなく、安全確保のための保安機能を備えています。
- 計量機能:ガスの使用量を測定し、適切な料金計算に利用される。
- 保安機能:内蔵されたマイクロコンピュータがガスの使用状況を常時監視し、異常が発生した際にガスの供給を自動的に遮断する。
具体的な遮断の条件としては、以下のようなケースがあります。
- 異常なガス放出(ガス管の破損などにより急激に大量のガスが流れた場合)
- 長時間使用(一定時間以上連続してガスを使用している場合)
- 消し忘れの可能性がある場合(微小な流量が長時間続くなど)
- 地震発生時(震度5相当以上の揺れを検知した場合)
このように、ガスメーターは安全対策として重要な役割を果たしており、保安機能を備えていることが特徴です。したがって、記述の内容は適切です。
令和6年・2024年の賃貸不動産経営管理士過去問
- 問1
- 賃貸住宅管理業法
- 問2
- 賃貸住宅管理業法
- 問3
- 賃貸住宅管理業法
- 問4
- 建物賃貸借契約
- 問5
- 委任契約
- 問6
- 防犯に配慮した共同住宅に係る設計指針
- 問7
- 賃貸住宅管理業法
- 問8
- 賃貸住宅管理業法
- 問9
- 原状回復ガイドライン
- 問10
- 原状回復ガイドライン
- 問11
- 少額訴訟
- 問12
- 建物調査
- 問13
- 建築基準法
- 問14
- 建築基準法
- 問15
- 建物設備
- 問16
- 建物設備
- 問17
- 建物設備
- 問18
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- 問19
- 賃貸住宅管理業法
- 問20
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- 賃貸借
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