賃貸不動産経営管理士試験(賃貸管理士試験)は、賃貸住宅の管理に関する知識・技能・倫理観を持ち、適正な管理業務を行う専門家を対象とする試験です。この資格は、賃貸住宅の適正な管理と経営に関する専門知識と技術を持つことを目的としています。賃貸管理士試験は四肢択一形式で行われ、合格率は30%前後と比較的難易度が高いです。この試験に合格した賃貸不動産経営管理士は、賃貸住宅の適正価格提案や入居者募集、建物の維持管理、契約更新、退去時の立会いなど幅広い業務を担当します。
試験情報
- 試験日
- 令和6年11月17日(日)13:00 ~ 15:00(120分間)
試験の実施は年1回。 - 受験資格
- 日本国内に居住する方であれば、年齢、性別、学歴等に制約はありません。誰でも受験可能。
- 出題形式
- 四肢択一、50問
ただし、令和5年度及び令和6年度の賃貸不動産経営管理士講習(試験の一部免除)修了者は45問。 - 受験申込期間
- 令和6年8月1日(木)~令和6年9月26日(木)
- 受験料
- 12,000円
- 合格発表日
- 令和6年12月26日(木)
- 出題範囲
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- 管理受託契約に関する事項
- 管理業務として行う賃貸住宅の維持保全に関する事項
- 家賃、敷金、共益費その他の金銭の管理に関する事項
- 法に関する事項
- 賃貸住宅の賃貸借に関する事項
- 1から5までに掲げるもののほか、管理業務その他の賃貸住宅の管理の実務に関する事項
- 試験実施機関
- 一般社団法人賃貸不動産経営管理士協議会
試験時の注意点その他事項
- 試験当日は、受験票を持参の上、必ず12時30分までに所定の試験室の指定番号席に着席すること。受験票が無い場合、受験ができません。
- 電子機器(携帯電話、スマートフォン、腕時計型情報端末、スマートウォッチ、パソコン、タブレットなど)は試験開始前に当日渡される封入袋に必ず電源を切って封入し、ご自身の座席の下に置く。同封入袋に封入されていない通信機器類の存在が判明した場合は不正行為とみなし、直ちに退出を命じ、試験を無効となるので注意が必要。携帯電話を時計代わりに使用する事もできない。
- 詳細については、受験申込案内書を参照。
- 合格発表は一般社団法人賃貸不動産経営管理士協議会ホームページで合格者の受験番号を掲示し、数週間後に、合格者には合格通知書を送付される。
登録情報
- 賃貸不動産経営管理士の登録の要件
- 賃貸不動産経営管理士試験の合格者で以下の1または2を満たす者
- 管理業務に関し2年以上の実務の経験を有する者
- その実務の経験を有する者と同等以上の能力を有する者
※2は実務経験2年とみなす講習を修了した者等を指す。
- 登録料
- 6,600円
登録における注意点その他事項
- 試験に合格した日から1年以上が経過してから賃貸不動産経営管理士の資格登録を受けようとする者は、資格登録の手続きの前に「賃貸不動産経営管理士登録講習」を受講する必要がある。