排水・通気設備等に関する次の記述のうち、誤っているものはいくつあるか。
- 公共下水道は、建物外部の下水道管の設置方法により、汚水雑排水と雨水を同じ下水道管に合流して排水する合流式と、雨水用の下水道管を別に設けて排水する分流式がある。
- 1系統の排水管に対し、2つ以上の排水トラップを直列に設置することは、排水の流れを良くする効果がある。
- 排水管内の圧力変動によって、トラップの封水が流出したり、長期間排水がされず、トラップの封水が蒸発してしまうことをトラップの破封という。
-
- なし
- 1つ
- 2つ
- 3つ
【答え:2(イのみ誤り)】
ア.公共下水道は、建物外部の下水道管の設置方法により、汚水雑排水と雨水を同じ下水道管に合流して排水する合流式と、雨水用の下水道管を別に設けて排水する分流式がある。
ア・・・正しい
公共下水道は、建物外部の下水道管の設置方法により、「汚水、雑排水と雨水を同じ下水道管に合流して排水する合流式」と、「汚水、雑排水と雨水用の下水道管を別に設けて排水する分流式」があります。よって、本肢は正しいです。
- 合流式
- 汚水・雑排水・雨水が、全て同じ下水道管を通る
- 分流式
- 「汚水・雑排水の下水道管」と「雨水の下水道管」が別
イ.1系統の排水管に対し、2つ以上の排水トラップを直列に設置することは、排水の流れを良くする効果がある。
イ・・・誤り
1系統(1本)の排水管に対し、2つ以上の排水トラップを直列に設置することを二重トラップといいます。二重トラップとすることは、排水の流れが悪くなるため禁止されています。よって、「排水の流れを良くする効果がある」というのは誤りです。
ウ.排水管内の圧力変動によって、トラップの封水が流出したり、長期間排水がされず、トラップの封水が蒸発してしまうことをトラップの破封という。
ウ・・・正しい
排水管内の圧力変動によって、トラップの封水が流出したり、水を長期間使用しなかったため排水がなされず、トラップの封水が蒸発してしまうことをトラップの「破封(はふう)」といいます。よって、本肢は正しいです。関連ポイントが賃貸管理士試験で出題されやすいので個別指導では、関連ポイントも併せて解説します。まとめて勉強することで短期間で暗記ができるのでまとめて勉強しましょう!
令和4年・2022年の賃貸不動産経営管理士過去問
- 問1
- 賃貸住宅管理業法
- 問2
- 賃貸住宅管理業法
- 問3
- 賃貸住宅標準管理受託契約書
- 問4
- 賃貸住宅管理業法
- 問5
- 民法(管理受託契約)
- 問6
- 賃貸住宅管理業法
- 問7
- 賃貸住宅の管理
- 問8
- 賃貸住宅管理業法
- 問9
- 建築基準法(賃貸住宅の管理)
- 問10
- 原状回復ガイドライン
- 問11
- 原状回復ガイドライン
- 問12
- 建物の構造形式
- 問13
- 建築基準法(避難経路)
- 問14
- 建築基準法(建物の構造・内装)
- 問15
- シックハウス(建築基準法)
- 問16
- 建物設備(雨水)
- 問17
- 建物設備(外壁)
- 問18
- 建物設備(排水・通気設備)
- 問19
- 建物設備(電気・ガス設備)
- 問20
- 賃貸借(賃料)
- 問21
- 金銭管理
- 問22
- 企業会計
- 問23
- 賃貸借(借主の義務)
- 問24
- 賃貸借(定期建物賃貸借)
- 問25
- 賃貸借
- 問26
- 賃貸借
- 問27
- 賃貸借・保証
- 問28
- 賃貸借・使用貸借
- 問29
- 賃貸住宅管理業法
- 問30
- 賃貸住宅管理業法
- 問31
- 賃貸住宅管理業法
- 問32
- 賃貸住宅管理業法
- 問33
- 賃貸住宅管理業法
- 問34
- 賃貸住宅管理業法
- 問35
- 特定転貸事業者
- 問36
- 誇大広告
- 問37
- 賃貸住宅管理業法
- 問38
- 特定転貸事業者
- 問39
- 特定転貸事業者
- 問40
- 特定転貸事業者
- 問41
- 特定転貸事業者
- 問42
- 個人情報保護法
- 問43
- 死の告知
- 問44
- 賃貸住宅管理
- 問45
- 賃貸不動産経営管理士
- 問46
- 賃貸不動産経営管理士
- 問47
- 賃貸住宅の入居者の募集
- 問48
- 保険
- 問49
- 税金
- 問50
- プロパティマネジメント・アセットマネジメント